
親子留学でも非常に人気な南国フィリピン・セブ島。
2016年頃よりセブ島で親子で留学する需要が非常に高まってきました。
子どもの年齢も2歳~などかなり低年齢化が進み、セブの語学学校自体がお母さん達にとっても留学しやすい環境になってきたんだと思います。
ただし、実際に留学された親子のお話を聞くとメリットばかりではなくデメリットもよく聞きます。
そこで、皆さんが親子留学をする前に、しっかりフィリピン・セブ島で親子留学するメリット・デメリット理解してもらえるようにわかりやすくまとめましたので、是非留学する前にご参考にしていただければと思います。
目次
セブ島で親子留学をするメリット
まずメリットからご説明いたします。
フィリピン・セブ島で親子留学するメリットは下記の通りです。
- 優しいフィリピン人講師とマンツーマンレッスン
- 日本人スタッフが数名滞在している
- 内部寮もあるで治安の心配もない
- 大きなモールも近くにある為、生活に不便しない
- 食事も日本人向けの食事が多い
- キッズルームに子供を預けて勉強・お出かけができる利便性
それではひとつずつご説明していきます。
優しいフィリピン人講師とマンツーマンレッスン
フィリピン人講師は南国気質で英語初心者に対しても丁寧にレッスンをしてくれます。
さらにマンツーマンレッスンでそれぞれのレベルに合わせてくれるので楽しんで英語を学ぶことができます。
英語が嫌いなお子さんでも楽しく勉強できるでしょう。
日本人スタッフも数名滞在している
各語学学校には男性または女性の日本人スタッフが滞在しております。
同じ学校内で暮らしているので、体調が悪い時や何かトラブルがあったときはすぐに対応してもらうことが可能です。
欧米留学には少ない大きなメリットです!
内部寮もあるので治安の心配もなし
セブの語学学校には内部寮タイプとホテル通学タイプの2パターンでの留学ができます。
その中でも内部寮がある学校では学校の敷地内で24時間セキュリティーがいる環境で寝泊まりできますので、治安が心配な親御様も安心して留学することができます。
また先ほどと同様日本人スタッフもいるので安心ですね。
大きなモールも近くにある便利な環境
大きなモールも近くにある為、生活必需品などは簡単にそろえることができます。
さらにセブのモールは規模も違うんです。
これがセブにあるアヤラモール。行けば迷子になってしまうくらい規模が大きくスーパーや様々な飲食店が中に入っています↓
食事も日本人向けの食事が多い
気になる食事ですが、これに関しても各語学学校は日本人生徒様の口に合うように様々な努力をしてるので、
おいしいところが多いです!
(日本人シェフを呼びフィリピン人スタッフを指導するなどいろんな努力をしてるんです。涙)
その為、日本食がでる学校もありますし、仮に日本食が少なくてもおいしい味付けをしている学校が多いのは事実です。(個人差はもちろんあります)
ただし味を数字で表した場合は10中6,7くらいと考えて留学した方がいいでしょう。
期待しすぎてしまうと渡航した後にがっかりするなんてこともフィリピン・セブ留学にはよくある話です(笑)
食事はバイキングが多いです↓
キッズルームに子供を預けて勉強・お出かけができる
各学校にはキッズルームが設けてあります。
キッズルームはお子様が好きなおもちゃなども置いており、フィリピン人のベビーシッターもついてくれます。
フィリピンは若くして子どもをたくさん産む方が多いので、子どもの扱いも慣れてます。
授業中・もしくは授業が終わった放課後はお子様をベビーシッターに預けて、マッサージやお買い物などを楽しむこともできます。
普段子育てに忙しいお母さんにとっては嬉しいサービスです!
セブ島で親子留学するデメリット
逆に親子留学をする際のデメリット(注意事項)もありますので、しっかり理解して留学するようにしましょう。
予防や対策も載せております。
これらを事前に知ることで、充分留学を楽しむ事も可能です。
- 熱帯地域なので子どもの体調には注意
- 慣れない地での病気にも注意
- 宣伝用写真と実際は違う
- 赤ちゃん用の設備が少ない(おむつの交換台など)
- 一緒に外出する際、子どもに時間を取られすぎてリゾートを満喫できない
- トイレットペーパーが流せない
- お風呂がなくシャワーのみ
それではひとつずつご説明していきます。
熱帯地域なので子どもの体調には注意
フィリピン・セブ島の平均気温は25度から30度程度です。
12月~5月が乾季となり6月~11月が雨季となります。
やはり25度を超えると暑いので、子どもの体調管理に気を付ける必要があります。
予防と対策
普段から水分補給をさせて、少しでも早く体調の変化(食欲がない、顔色が悪い)に気づいて対応していく必要もでてきます。
ただし各学校にはクリニックがあるので看護師に診断をしてもらうこともできます。
そして体調がなかなか良くならない場合には、日本人スタッフが近くの病院に連れて行ってもらいましょう。
慣れない地での病気にも注意
フィリピンでかかりやすい特有の病気(体調不良の原因)は下記の通りです↓
食中毒
予防と対策
発展途上国にはつきものです。
学校の食事や水はまず問題ありませんが、外出する際はローカルの屋台・レストランへは行かない、モール内のレストランなどしっかりした所でのみ食事をする注意が必要です。
外出した際は手をしっかり洗うことも大切です。
狂犬病
予防と対策
狂犬病は感染した犬に噛まれて発症します。
発症した場合は100%命を落とす危険な病気でもあります。
ただフィリピンで狂犬病による被害はめったにありません。狂犬病にかかっている犬はすぐに命を落とすケースが多いからです。
フィリピンは犬が好きな国でどこへ行っても路上に犬がおりますが、自ら近づいて撫でようとしたり、危害を与えない限り、噛まれるなどということはまずありえません。
皆さんがお出かけするモールなどにはおりません。主に歩道にいることが多いです。
デング熱(Dengue Fever)
予防と対策
こちらは2016年に東京で感染者がたくさん出るなどしてニュースになりましたね↓
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/dengue/dengue2014/iasr1/
デング熱で死に至るという話はセブでは聞いたことがないのですが、これにかかると1週間くらい頭痛や関節痛など風の重い症状に悩まされます。
デング熱は蚊を介して感染するので、水気が多い場所(山や海)へお出かけする際に虫よけをつけるなどの対策が必要となります。
宣伝用写真と実際はちがーう!
ネットや留学のパンフレットを見ると、上記写真のようにたくさん綺麗な海やリゾートの写真が載っていたり、
綺麗な宿泊施設などの写真が載せられていることが多いと思います。
ただし、これらはあくまでも宣伝用写真なので実際に現地に行った際に期待値と異なってがっかりする経験もよくある話です。
多くの留学業者では「たくさんの留学生を送客しなければいけない」という厳しい営業ノルマもあるために、言葉巧みに綺麗な箇所しか見せずに誘導していることも事実です。
※もちろん世界でも有数のリゾートや海も実際ありますが、そうでないところもたくさんあるというのも事実です。
予防と対策
まず、がっかりしない為にも、フィリピンは発展途上国であることを留学前に理解する必要があります。
特に語学学校はリゾートホテルではなく教育機関ですので、もちろんお客様の住環境もそうですが、一番力を入れているのは教育面です。
なのでカリキュラム作成や、教材開発、フィリピン人講師への指導などにたくさん時間と費用をかけています。
留学プラスでは事前に細かく、リアルな語学学校のお写真を見せたうえで納得して頂き、ご留学してもらうようにしております。
赤ちゃん用の設備が少ない(おむつの交換台など)
赤ちゃん用の設備が少ないのもセブで親子留学する際に不便な所です。
これはフィリピンが配慮が足りないというよりは、日本(特に大都市)が赤ちゃんに対しての配慮ができている環境であるということに起因します。
予防と対策
長年親子留学を受け入れている語学学校では、過去の留学生などのフィードバックを元にたくさん改善されている部分が多いので、そこまで心配する必要はありません。
ただし外出する際は特に注意が必要です。
「日本ではこうなのに、、」といった経験がないように事前に、持っていけるものはスーツケースなどに入れて持っていくようにしましょう。
一緒に外出する際、子どもに時間を取られすぎてリゾートを満喫できない
セブ島といえば海です!
シュノーケリングできるとても綺麗なダイビングスポットやプライベートビーチがあるリゾートを半日使用できたりと、
週末はゆっくりできること間違いなしです。
ただし子どもがぐずってしまってせっかくリゾートへ行ったのにゆっくりできなかった、、
なんて事もありますので注意が必要です。
トイレットペーパーが流せない
フィリピンは日本のようにインフラが整備されていないので、セブ島のほとんどのレストランやモール内、
語学学校ではトイレットペーパーを流すことができません。
使用済みのトイレットペーパーはトイレ横に置いてあるゴミ箱に捨てます。
予防と対策
具体的な対策はないのですが、年間3万人がフィリピンへきて同じ経験をしておりますので、
こちらは異文化に慣れていただくしかありません。
お風呂がなくシャワーのみ
フィリピンは暑い国ということもあり、日本のお風呂文化がありません。
上の写真のように語学学校のお部屋内にはトイレやシャワーがありますが、バスタブはありません。
もちろんお湯は出ます。
予防と対策
お風呂が好きなお子様には先に説明しておいた方がいいかもしれません。
以上が親子留学のメリット・デメリットとなります。
以下は親子留学コースの概要です↓
1日のサンプルスケジュール
1日のサンプルスケジュールは下記の通りです。
セブ語学学校:ファーストイングリッシュの例
親のスケジュール
General Short コース
授業時間
マンツーマン×6コマ(約5時間)
内容
子どもの授業時間に合わせて親も勉強できるコースです。
こちらはあくまでも例なので「もっと勉強したい!」という方は他のコースをとることが可能です。
子どものスケジュール
1歳~3歳
日中ベビーシッターと託児所ですごします。
ガラス張りの環境なので監視もしやすく休憩時間に様子を確認することもできます。
4歳~12歳
授業時間
1日6コマ:マンツーマン+単語テスト
内容
KIDSルームにて英語の基本であるフォニックスや文法、単語強化に加えて、歌や工作、絵本の読み聞かせなど子供たちの大好きな内容で楽しく英語を学習できます。
1週間のサンプルスケジュール
親子留学の1週間のスケジュールは下記の通りです。
日曜日 | 学校に到着 | 空港までスタッフがお迎えします。 |
月曜日 | 入学式・オリエンテーション | 1週間留学の場合は授業があります。 |
火曜日 | 授業 | 1日6-9コマ(放課後お出かけする際はキッズルームに子どもを預けます) |
水曜日 | 授業 | 1日6-9コマ(放課後お出かけする際はキッズルームに子どもを預けます) |
木曜日 | 授業 | 1日6-9コマ(放課後お出かけする際はキッズルームに子どもを預けます) |
金曜日 | 授業 | 1日6-9コマ(放課後お出かけする際はキッズルームに子どもを預けます) |
土曜日 | 海・リゾートやお買い物 | 学習した英語を使いながら、親子でセブ観光やお買い物を楽しみましょう! |
日曜日 | 帰国 |
フィリピン人講師について
先述の通り、フィリピン人講師はとても明るく皆様の英語学習のサポートをしてくれます。
またマンツーマンレッスンではゆっくりとペースに合わせて授業を進めてくれますので、英語ができない方も安心して勉強することができます。
フィリピンそのものについて知りたい方はこちらをご覧ください↓
週末のおすすめアクティビティ
週末にはいろいろな観光スポットがあります。
是非体験してみてください↓
アイランドホッピング
…セブ島の名物アクティビティです。大きなボートにのって小さな島を目指します。
行く途中でエメラルドグリーンのダイビングスポットでシュノーケリングができます。
その後海上レストランにてお食事をしてまたボートで帰ってくるというアクティビティとなります。
リゾートホテル半日利用
…空港のあるマクタン島にはたくさんの豪華なリゾートホテルがあります。
宿泊しなくても半日利用ができますので敷地内のプールやレストラン、プライベートビーチを満喫することができます。
マッサージスパでゆっくり
…実はフィリピンはマッサージも大変リーズナブルな価格で使用することができます。
本格的なマッサージでも値段は1時間1000円以下です。
日本じゃ考えられないですよね?
モールでお買い物やお食事
セブにあるアヤラモールではたくさんのお店がありますので、ゆっくりお買い物やお食事を楽しむことができます。
モールは日本と比べてもはるかに大きいモールです。
親子留学おすすめ学校紹介!


体験談

まとめ
以上がセブ島親子留学のメリット・デメリットでした。
どちらも表裏一体ではありますが、事前にしっかりメリット・デメリットを理解してから留学に行くようにしましょうね!